箱根で遊ぶ

たぶん1年ぶりに箱根に行く。いつもの健保の保養所に17日、18日と二泊した。初日と最終日は移動なので、1日遊んだのは18日の日曜日だけである。
前回もそうだったのだが、箱根に行くのはミュージアム見学とほぼ同義になっている。今回も1日で彫刻の森とポーラ美術館を回った。個人的には1日のんびりポーラで過ごしたいところなのだが、娘と妻は圧倒的に彫刻の森に行きたいというのでしかたなく二箇所をということになる。
そうなるとどうしても後で回るほうが押せ押せで余裕なくということになる。前回同様にポーラのほうである。閉館ぎりぎりまで粘ったけど、じっくり見たという充実感にはほど遠い。その分次回こそという部分もあるにはあるが、車椅子押してとなるとなかなか難しい。
いつか一人でのんびりここを訪れる機会があればとか、それこそ若い愛人と一緒とか(これはまったく可能性含めてありえないか)、そんなこと思うこともある。おそらくずっと先のことだろう。でもその時に自分に絵画とかを愉しむ心性が残っているか。そのそも健康面を含めた体力が残っているのかどうか。それを思うと年に1度、半日こうやって家族でこういう場所を訪れることの僥倖を感謝したほうがいいのかもしれない。