懐かしいインストルメンタル

なんとなくも多忙な日々。
そんななかでも、時間見つけてはYoutube巡りにうつつをぬかしている。例によって数珠つなぎである。なにかの折に加山雄三の「ブラック・サンド・アンド・ビーチ」を見つけて聴いたりしていた。それでギターインストルメンタルの曲を試しに検索してみる。駄目もとである。意外と簡単にヒットしたのがこれである。
The Shadows ♪♪Spring is nearly here.♪♪

Spring Is Nearly Here/The Shadows
いまどきシャドウズなどといってもまず知る人もいないだろうな。もともとはクリフ・リチャードのバックバンドだったんだっけ。
シャドウズ - Wikipedia
60年代にインストルメンタルのヒットチューンを連発したグループだったが、私のお気に入りはこの「Spring is nearly here」。叙情的にしんみりと胸に染み入る名曲だと思う。レコードを持っていたはずなのだが、とっくの昔に紛失した。長い年月、ずっと記憶を元に、頭の中でこの調べを反芻させてきた曲である。Youtubeで簡単に見つけることができた意外な思いもするし、まあ単純にうれしくもある。
ついでこれも駄目もとで検索してみたら、これも存外簡単に見つけた。スプートニクスの♪♪ Take me to the the mardi gras ♪♪である。この曲といえばボブ・ジェームスがつとに有名なのだが、私はスプートニクス版のお気楽さがけっこう気に入っている。

スプートニクス、スウェーデンインストルメンタルグループである。当時は、ベンチャーズ、シャドウズとともに人気インストルメンタル・グループだったと記憶している。このグループについてはこのサイトが詳しいかな。
ザ・スプートニクス
まあいい。時代は、技術の進歩によるのだろうが、本当に凄いスピードで進化している。なんでもかんでも記録され、保存されている。アーカイブの時代とはこういうことなんだろう。Googleのいう、世界の総ての書物を電子化した電子図書館クラウド上に構築するという構想、夢想は、確実に現実化していくのかもしれないな。これは本当にたいへんなことのようにも思う。
実際のところ、30年も40年も前のおぼろげな記憶をもとにした、キーワード検索で、本当にかんたんにコンテンツがヒットしちゃうのである。われわれのような古い人間からすれば、記憶の連鎖、ある意味でのコンテキスト=文脈の流れでの検索なんだろうが、そうしたコンテンツを若い人は、文脈から切り離して享受できる時代でもある。そうして彼らは意外にも、そうした過去のコンテンツを新鮮に受けとめたりもしているようなのである。
かっての言語学、あるいは記号論とか、構造主義とかをかじったときのタームを用いていえば、シンタクスとパラダイムみたいなことになるのだろうかね。古い人々はコンテンツを常に文脈の連鎖の中で受けとめている。それに対してみたいなことか。
はるか昔に聞きかじった小難しい理屈だから、まったく的外れなことかもしれんな。どうでもいいや。とりあえずシャドウズとスプートニクスに乾杯である。