お盆休み

11日から16日まではお盆休み。例年のことだが、今回も11日に都内一泊、その後は房総千倉に二泊した。このパターンで夏を過ごすのは三年連続である。その前の年は何をしてたっけ、そうか行き返りフェリーを利用して北海道に行ったんだっけ。
今年は、昨年とほとんど同じパターンだった。1日目はまず娘のリクエストで秋葉原に行く。娘はアニメイトでグッズやらなんやらを買ったりしていたはず。私と妻は別行動で秋葉原を散策。とにかく暑かった。
その後は宿にチェックイン。予約したのも昨年同様、紀尾井町近辺にある都市センターホテル。ここは地方公務員の出張御用達的宿泊所らしいのだが、都内のホテルには珍しく駐車場完備のビジネスホテルなので、ほとんど我が家の定宿化しそうな雰囲気である。車椅子の妻を連れてあちこちを回るので、基本駐車場完備の宿でないとうちはしんどい。まあうちのニーズにあったところである。
その後は、これも昨年、一昨年同様だが、家族で六本木に繰り出す。いつものことだがタクシーを使う。なぜに六本木に。ABBEY ROADに行くためである。ビートルズコピーバンドの演奏が楽しめるライブハウスである。ここもずいぶんと長いこと通っている店である。
この店のレギュラー・バンド、パロッツはキャヴァン・クラブに出ていた頃からよく聴いている。このバンドがあればこそ、わざわざ六本木に繰り出しているのかもしれない。20年以上になるのかもしれない。
妻とも独身時代によく行った。病気で体が不自由になってしまうと、こうして1年に一度家族でお泊りをかねて行く以外はなかなか難しいし、まあ当分こうやってお盆の時期の六本木詣では続きそうである。
もっとも店内にはうちと同様にお盆の時期にだけ、家族連れで来るというところもちらほら見受けられる。それも小学生のお子様連れである。
バンドリーダーのチャッピーが、お盆休みに入ると、家族連れが多くなる。今日もそんな感じである。これはこの店がいかに健全なところかを証明しているみたいなMCして、笑いをとっていた。
翌日からはこれも定宿になっている、千倉の夢みさきというリゾートホテルに二泊する。出版健保の契約施設なので安い。お盆の時期にしては破格である。さらにここは目の前に小さな海水浴場があるので、やはり1年に一度、家族での海水浴を楽しむ。妻を水辺に座らせて、文字通り水浴びさせる。
以前、大洗の海水浴場でランディーズという水陸両用の車椅子の無料貸し出しがあるというので、一度行ったことがあるが、いかんせんここは遠い。さらにいえば、駐車場からビーチまでえらく距離があり、荷物を運ぶので何度も往復して眩暈がした記憶しかない。
そこへいくと、ここはとにかく宿から近くこじんまりしているので、体が不自由な者を連れての海水浴としていえば、けっこうベターな場所ではないかと思っている。
何度も書いていることだが、私の体が動くうちはこんな風にして短いお盆休みを家族で過ごすことになるのだろう。まあ来年は娘の受験もあるのでお休みになるのかもしれないが。