http://www.asahi.com/obituaries/update/0605/TKY201106050289.html
新聞の片隅に載っていた。また一人オールド・ネームが鬼籍にはいった。
あまり聴き込んだという記憶もないし、たぶんリーダー作は1枚も持っていない。職人肌のサイドメンという印象が強い。50年代、60年代には精力的に活動し、本当にいろんな人といい仕事をしていたようだ。試みに代表的なディスコグラフィーをつらつら眺めていると、これもあれもみたいな感じである。
Ray Bryant Discography
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ベニー・ゴルソンとかとも良くやっていたんだな。だとすると何枚も彼の参加したアルバムを持っているし、普通に彼のピアノを聴いていたことになる。今さら引っ張り出して聴いてみようとは思わないけど、週末あたりに通してかけてみようか。
ゴルソンとのつき合いはどのへんからなんだろうと思ったりもする。ウィキペディアの経歴を見るとブライアントはフィラデルフィア出身だとある。ゴルソンも確かフィラデルフィアだったか。けっこう多いんだよなフィラデルフィア出身のジャズ屋さんは。リー・モーガン、フィリー・ジョー・ジョーンズ、ジミー・ギャリソンなどなど。 同郷の好ではないが、みんな仲良くシンクロしていそうだな。
レイ・ブライアントでこれぞ1枚というのが浮かばない。Youtubeにも幾つかアップされているのだが、とにかくしんみりピアノに耳を傾けたいのでこれをチョイスした。エロール・ガーナーとはまた違った趣でなかなか良いと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=mMaf-MCHPRY
I pray his soul may rest in peace.
