エリザベス・テイラー死去



http://www.asahi.com/international/update/0323/TKY201103230452.html
いつかこういう日が訪れるとはわかっていたけれど、なんともやるせない気持ちだ。別にそれほど入れ込んだ女優さんでもないはずだ。なのにその訃報に触れて、じっとパソコンの前に座っているだけで、なんともしんみりとした気分になっていく。だんだんと沈む心持、目頭がうるうるとしてくる。
絶世の美女だった。もっと愛くるしい女優もたくさんいた。もっとセクシーな女優も数多いただろう。個人的に感情移入した女優は、例えばオードリィ・ヘップバーンなどなど。少なくとも彼女ではなかった。
好きじゃないけれど、でも誰が一番の美人かといえば、それは文句なしに、いつも変わらずに彼女だった。二十世紀を代表する美人女優、いや二十世紀で最も秀でた美人だったんじゃないかと思う.
大げさに言っているのではけっしてない。試しに以下の画像群を見てもらえば、私の思い入れもあながち嘘ではなさそうだと思ってもらえるかもしれない。
Elizabeth Taylor pictures - Google 検索
寂しい気持ちになるな。彼女は子役時代から、評判の美少女として売り出されていたから、かなりハイティーンの頃からの映画も観ている。「緑園の天使」「若草物語」など。今でも一番綺麗だと思うのは「花嫁の父」だったか。あんな綺麗な娘が若くして嫁いでしまっては、やるせない気持ちになるものだよとおおいにスペンサー・トレイシーに同情したものだ。実際娘をもつことになってからは、あの映画を観ると本当に身につまされるよな。
彼女の映画は本当にたくさん観ている。「巨像の道」「ジャイアンツ」「熱いトタン屋根の猫」「いそしぎ」「クレオパトラ」「バターフィールド8」などなど。たぶんもっともっと観ている。60年代、ハリウッド映画が衰退する時期に、もっとも輝いた女優だった。ある意味では最後のハリウッドスターだったのかもしれない。
週末は久しぶりに彼女の映画をDVDで観てみたい。冥福を祈る、そして・・・・・。
She is the most beautiful woman of all time.
I say goodbye to Liz.
http://www.youtube.com/watch?v=NyHa4NSmTkk