社会体験チャレンジ

娘が26、27、28日の3日間、学校の校外授業「社会体験チャレンジ」というものに参加していた。ようは様々な職場での職業体験である。鶴ヶ島界隈にある会社、事業所、学校、保育園などで職業を体験する。けっこういろいろあるようで、スーパー、保育園、幼稚園、小学校、ヤマトとかの宅配業者、郵便局、料理屋などなどである。
娘が行ったのは販売業とかで駅の向こうにあるスーパー。お菓子の陳列、補充をやったり、試食品を作ったり、娘の話だけ聞いていると、そこそこ面白い体験をしてきたそうな。クレーマー的おばさんに、やれ買った焼き芋が硬かったとかの文句をいわれ、「別の人に言ってください」と返事をすると、「じゃあ、別の人を連れてきなさい」と切り替えされたりなど、販売業の厳しさもそこそこに経験したようだ。
もっとも娘の関心事は、自分が補充陳列したお菓子類。品出ししながら、これは食べたことがないから食べたいなどと、頭の中はそのての欲求ばかりだったようで、家での話しも、あれが食いたい、これが食いたいみたいなことばかりだった。
まあそこそこ有意義な3日間だったのかもしれないが、親的にはたいへん困った3日間でもあった。なぜかって、この間は給食がなく、はたまたスーパーでは食事が出ないので弁当を持たせなくてはならないから。「あちゃ〜」である。
会社で同学年の子どもがいるパートさんとかに聞いてみると、「うちの子は中華料理屋さんに行くみたい。昼食はまかないが出るみたいだから、ラッキー」とか。「うちは保育園なんですけど、給食が出るみたいです」など。
なんでうちはそういうところに行かないと、娘の選択を天に呪うがごとく、ぶつぶつと。これまでも弁当は様々な局面で作ってきてはいるけど、3日続けてというのは初めての経験である。
とりあえず週末のいつものスーパーでの買出し時に、通常の倍以上冷凍食品を買い込んでとりあえず用意。基本方針は、毎日必ず2品は手作りものを入れる。冷凍食品は3日間同じものが入らないようにするということにした。
しかし、しんどかったな〜。26日は夕方から都内に出て友人と飲んだりもした。当然終電車で帰ってきたのだが、自宅に入ってすぐにしたことは、家族が食べて夕食の後片付け。まあこれはいつものお仕事だけど、その後で米をといで朝6時半に炊き上げるようにタイマーをセット。気がつけば2時過ぎみたいな感じである。心情的には、いつまでこういうことが続くんだろうな〜、みたいな面持ち。でもたぶんずっとなんだろうけど。まあ娘が高校にあがるあたりになれば少しは開放されるかもしれないが、たぶん無理かも。なぜって、ハイ、育て方失敗したから。
さすがに成人になる頃には父の献身的な作業はなくなるかもしれないかな。いや、それ以前にもう死んでるかもしれないか。
とりあえず3日目に作った弁当はこんな感じである。基本男飯だから、見た目とかそのへんはのことは問われても責任もてないけど。まあ最低限のお仕事というところかな。

オカズは、生ハムキュウリとコンビーフ入りオムレツが手作り。から揚げ、ハンバーグ、コロッケが冷凍もの。ご飯はおむすび山をまぜ、たわら状にしてノリのっけてます。