結婚記念日

妻曰く、15周年なのだとか。いやはやこちらのほうも月日の経つのはなんともというか。たった15年ともいえるし、そんなにも経ったかという感慨めいた部分もあるにはある。
共稼ぎで育児とかも一緒に苦労してきたこと。マンション買ってこれを売却。一軒家を建ててこれも売却。次に中古戸建購入して今にいたるみたいな部分も。
そしてなによりも妻の病気のこと。もうそれからだって5年の月日が経とうとしているのである。まあまあ普通よりはいろいろな経験を少しだけしているかもしれない。まあいいか。
妻はというと10年目にはダイヤだかなんだかの指輪を買ってもらったから、当然15年目だからなんか買えという。前回が指輪だから今回はネックレスがいいという。しかたなくというか、なんというか20日に高坂にこの春できた新しいショッピングモール、高坂ピオニーシティで買い物にいく。
1〜2軒入っている宝飾店で物色。妻は最初こんなところで買うのはイヤ。都内のデパート系に連れていけみたいなことを言っていたが、面倒なので早目にかたずけるべく幾つか見てみる。やっぱり女性である。最初はあまり興味なさそうだったのだが、次第にショーケースを食い入るようになる。第一本命のネックレスの他に指輪が対抗馬ででてくる。こうなるとなかなか決められない。そのうちに両方では駄目かとも言い出す。
ここで決めないと、このネタで毎週あちこちに行くことにもなりかねない。面倒という思いと、病気で様々に不自由している分、こういうところでは思いというか、そういうものに応えてあげてもいいかなという気持ちもあり。なによりも妻が身体不自由という状況の中で、様々なことへの意欲をなくしたり、無関心になっても仕方ない部分もあること。それを思うとこうした女性的物欲部分に、たまには、本当にたまには応えてあげてもいいのかもしれないとも思ったりもする。
というわけで清水の舞台から的な感じで、両方を購入。支払いは当然カードである。今年のボーナス(この時点では出ていない)の余禄はここで終了。妻はまあとりあえずご機嫌である。