子どもの成績

子どもの終業式。昼休みに家に帰るとすでに子どもが帰っていたので、早速通信簿を見せるように言う。娘は後にしようよと言うが、早く持ってくるようにと答えるとしぶしぶ持ってくる。案の定というべきか、やっぱり成績が落ちている。どのくらい落ちたかというと「よくできる」がほぼ半減に近い10マイナス。今までとったことのない「がんばろう」が2つもついていた。体育だったけど。「よくできる」で落ち込んだのは、国語、理科、音楽、図工などなど。とくに音楽、図工は「よくできる」が一つもなくなってしまった。
すぐに会社戻らなければならなかったので、娘には「ちょっと問題だな〜、これは」とだけ言いおいた。会社に戻ってから3時過ぎだったか、折込チラシをとっておいた塾に電話してみる。20日までの申し込みで、春休みの体験コースが無料とかでていた。それこそ駄目もとで電話したつもりだったが、「明日から授業開始なので本日中に申し込み手続きしてもらえれば大丈夫です」とのこと。夕方伺うかもしれませんとだけ言って電話をきる。
仕事を早めに切り上げて6時過ぎに家に帰る。すぐに娘に塾に申し込みに行くから一緒においでというと、素直に従う。娘も娘なりに成績が落ちたことについてはまずいと思っていたようだ。
塾で説明を受ける。体験コースは明日から8日間びっちり。最初の4日間は4時から6時までで国語、算数が各50分の二コマ。次の4日間は2時から5時までで国語、算数の他に理科、社会がそれぞれ20分の二コマが加わる。けっこうシビアなスケジュールである。休みは日曜だけ。これで娘の春休みはほぼ終わったも同然である。
春休みのコースが無料なのは4月以降も塾に通うことが前提だということだ。確かにそうでもしなければ無料コースだけ受けて、4月からはハイさよならみたいなチャッカリした親も多いだろう。まあうち的には基本6年になったら塾には通わせようと思っていたから、とりあえず親的にはOKである。
娘はがっくりきているかと思ったが意外としれっとしている。本人的にも6年になったら塾に行かせられると観念していた部分もあり、さらに成績が落ちたこともありと、ある種の諦観みたいな感じなんだろう。
将来のためだから頑張って勉強するよと殊勝なことを言う。長続きするかどうかは疑問だけど。
そういえば娘にもなんとなく、なりたいものというか、夢らしきものが形成されてきた模様である。少し前までは「将来、なにになりたい」と聞いても、「別に」とか「わからない」とかだったのだが、最近はというと、なんでもディズニー・ランドで働きたいんだとか。そんなもんだよ、小学生の考えることなんて。
一応、娘にはディズニー・ランドに勤めるには、オリエンタルランドという会社に就職しなければならないこと、けっこう難しい試験に受からなければ入れないこと、ディズニー・ランドには外国のお客も沢山来るから、英語や中国語、韓国の言葉とかも出来ないと駄目だとか、まあいろいろ言ってみた。娘は「頑張る」と一言。
まあとにかく勉強する習慣が身についてくれればそれでいいと思う。今勉強嫌いになると、勉強の仕方がわからなくなる。そうなると高校入試や大学入試でけっこう苦労する。自分がそうだったからわかる。勉強、勉強と教育パパよろしくやるつもりはないけど、とにかく学習習慣だけは身につけてくれればいいなと思っている今日この頃である。