ステップワゴン復旧する

会社で普通に仕事していると携帯が鳴る。画面表示にホンダとあるので出ると昨日引き取らせたステップワゴンの修理が完了したという。早っ!。
故障部位はリレーとかで当然無償交換。夕方には自宅に戻るとのこと。せっかく軽とはいえ新車のライフがあるので、会社終わったら近場のドライブでもしようかと思っていたのに。まあしょうがないか。
6時過ぎに我がステップワゴンが無事戻ってくる。ちなみに昨日引渡し時にメンテナンスポリマーも頼んでおいたので5355円を支払う。暗がりだからあまりよくわからんのだが、ずっと洗車もしてないので薄汚れていた愛車が少しだけ綺麗になったような気もした。
故障については部品交換で問題なくなったようだが、担当者の話ではもし再発するようなら、リレー部分ではなくより大元の電装系の故障もあるので、万が一再発した場合はすぐに連絡をくださいとのこと。
ふじみ野時代のつきあいだから、わざわざ鶴ヶ島まで来てもらうのも大変だし、こちらもなにかあるとわざわざ出かけなくてはならないとか、けっこう面倒くさい部分もあるにはある。でも引っ越しても引き続きやらせてくださいと懇願されたこともあるし、実際こうやってなにかあるとすぐに対応してくれるから、まあいいかなとも思う。いずれ後5年もすれば次の車のことも考えなくてはならないだろう。これまで日産車、日産車、日産車、三菱、ホンダ、ホンダときているので、一度くらいはトヨタ車にという思いもないではない。でもストリーム、ステップワゴンと乗り継いできてとりあえずホンダ車にはそこそこ満足しているし。
しかし5年後というと、57〜8歳になる。その頃には子どもは高校生だろう。家族でお出かけとかの機会はなんとなく減りそうだし、次は小さい車でもいいかなみたいなことも考えなくもない。でも障害者の妻のこと、車椅子を載せることとか考えると、やっぱり使い勝手でいえば次もミニバンということになるんだろうなとも思う。
普通に老夫婦のお出かけとかということになればまあセダン系とかのチョイスになるだろう。燃費とかもろもろ考えるとフィットみたいなので十分なんだろうな。その頃には時代を反映してハイブリット車とかがもっとチープになっているかもしれん。
そんな将来のカーライフみたいなことを考えると、自分は後どれくらい車の運転とかできるのだろうとかそんなことに行き着く部分もある。次に乗り換えるのがだいたい57〜8歳。そうなると次の車に6〜7年乗るとなるとその頃には65歳前後になる。年代的には車の運転をそろそろリタイアする頃になるわけだね。なんだよそうなると後2台くらいしか乗り換えることができないのか。なんかそんなことを考えると悲しくなるね。
若い時分にはいつかはクラウンみたいな感覚は・・・・・、そういうのはなかった。でもいつかは速い車とかに乗りたいなとか、そういうのを漠然と思ったこともあった。今乗ってみたい車、やっぱりベンツか。四駆もなんちゃって四駆しか乗ったことがないので、一度はランクルとか乗ってみたかったし。ミニクーパーのオーナーとかにもなりたかった。60過ぎてからフェアレディZのオーナーになるなんていうのもいいかなとか思ったりもしたもんだ。
でも、基本的な原資が、財力がない。まあそれは己の甲斐性のなさに尽きることなんで、いっても詮無いことでしかない。それに基本妻の介助というか、我が家の車ライフは妻を乗せて移動するということが第一の意義になる。ようは妻がいかに快適でいられるかということ。このへんで多分ミニとかZの選択の余地はなさそうだ。
車はある意味夢みたいな部分と基本的に大人の玩具なんだとは思う。次に乗る車はどれがいいい、そういう目的志向性で車雑誌を何冊も読み、様々な情報を集め、意味もなくディーラーに出かけて新しい車の雰囲気を味わう。そういう時のワクワク、ドキドキ感がたまらなくいいのだよ。ある意味は買うことを決めていろいろ検討している時が一番楽しいんだと思う。やっぱり夢なんだよな。
そうなるとこれから残りの人生の中で乗り換える車の可能性がせいぜい2〜3台というのは、なんとも悲しい事実である。こんなことで人は自分の年齢に否応なく直面することになるんだね。あ〜あ、歳などとるものではない。
車も欲しい、ipodも欲しい、新しいパソコンとかも出来れば欲しい。でも一番欲しいものは、やっぱり若さなんだろうな。どうしようもなく貧乏で、どうしようもなくくよくよと詰まらないことに悩んでいた、それはそれは情けない10代の日々。30代の頃には二度と思い出したくない、戻りたくないと思っていたような10代。それでもさあ、10代の自分には将来に対する可能性があったわけで、所詮現在のようなろくでもないジジイになってしまった、そういう結末であったとしても、若い時分にはまだまだ様々な選択すべき道があったわけなのである。そんなことを思うとやっぱり歳をとるというのは悲しいことだとは思う。可能性はほとんどない。選択肢もごくごく限られている。車もせいぜい2〜3台なわけだ。
なんか車一つで思い切り落ち込んでしまうような話で、詮無いね〜。