鳴門観光

今回は淡路ではあんまり観光はしないつもりでいた。個人的には1日ずっとホテルにいて温泉三昧でもいいかなくらいでいた。でも妻はせっかく遠くまで来たのだから観光したいと言う。しかたがないので一番近場の観光、寒いので屋内施設をということで前回行った渦の道と大塚国際美術館へ行くことにした。
渦の道は鳴門大橋の橋桁空間に設置された遊歩道だ。所々にガラスの床があり、眼下はるかに渦潮が見えるのだが、高所恐怖症の私なぞにはとにかく心臓に悪い場所である。ここに行く前に、娘が海へ行きたいというので駐車場から階段を下って水辺まで降りていきほんの少しだけ遊んだ。妻はさすがに降りることができないので駐車場に隣接したみやげ物屋の付近で留守番させた。
下に下りると長くテトラポットが設置されていて、娘と二人でテトラッポットの上を行ったり来たりして遊んだ。海の水はけっこう透明度が高くて青くすんでいた。魚はほとんど見ることはできなかったけれど、テトラポットの波打ち際にはびっしりと藤壺がくっついていて、時折とこぶしとかもいた。財布につけてあるキーで一番使っていないやつをつかってとこぶしを捕獲した。でもこれでは密漁になるなと思いすぐに放流した。
見上げると頭上には鳴門大橋が架かっている。なかなか雄大な眺めである。