正月明け

仕事は今日より。9日近く休んでいたので仕事モードには中々入れない。そこに持ってきて休み明け恒例の注文集中なので、そこそこに忙しく8時近くまでびっしりと仕事をこなした。夕方一度会議とかも入ったりもしたのも響いたかな。もっとも今日と明日でどっちにと言われたので即座に今日と答えたのは私。大まかな仕事の計算でいうと、今日は仕事残していいけど、明日中には集中して諸々全部こなしてみたいな按配していたから。まあいいか。
正月はというとほとんど家にいないであっちゃこっちゃほっつき歩いていました。まず大晦日から2日までは妻の実家の長野へ。まあ挨拶、娘の顔を見せに、その他諸々。
ほんでもって2日の午後帰ってきてとりあえず家事。わずか二日間でも家族三人分の洗濯だけでもけっこうあるのだよね。3回分くらいはゆうに洗濯機回しただろうか。どうせ乾かないだろうからと夜になってから近所のコインランドリーに行ってぜんぶ乾かしてきて、きっちりその日のうちにたたんで片付ける。とりあえず新年早々自分のことを褒めてあげる。誰も言ってくれそうにないからね。
夕方は妻のリクエストでワカバウォークの薬屋までハンドクリームを買いに行く。なんでも使っていたのを長野に忘れてきたそうな。途中、運試し的にパチンコをやる。ほんの軽い気持ちだったのだが、またまた海連荘する。2時間弱で4万強浮いた。前年からの強運がまだ幾分かは続いているみたいだ。
翌3日からはまたまた車で淡路島に二泊三日で行ってきた。なんでまた遠いところへ。健保の宿でとれたのがそこだけだったから。一応ロイヤルホテルだから通常の月で宿泊費の半分、正月だと三分の一くらいで泊まれる。だから無理して行ってきたようなもの。なんたって1500キロ近く走ることになるから。
なんでこんな風に家を空けたかというとだが、とにかく一にも二にも家事したくなかった。普通に仕事していて、年末年始の休みで9連休ともなれば、歳も歳だしゆったり、のんびり過ごして寝正月みたいなことでイメージするのだろう。でもうちの場合だと、長い休みとなればずっと家事していなくてはいけなくなる。それこそ毎日三度三度家族の食事作って、掃除して、洗濯して、カミさん風呂にいれて。これが一週間も続くとなると少しばかりしんどい。
よくわからんけれど、自宅で家族の介護をしなくてはいけない家庭の場合だと、こういう年末年始の長期休暇となるとかえって大変になる場合ってけっこうあるんじゃないかなとか思う。たぶんデイケアとかの通所系施設も当然お休みになることも多いだろうから。
そんなこんなを考えると、どうしてもお泊りという発想がでてくる。宿泊まれば少なくとも朝食、夕食は上げ膳据え膳である。風呂についてもそこそこの大浴場があることだと、今はたいてい手摺とかも設置されていることも多く、経験則でいうと妻の場合、娘をつけておけばなんとか入浴ができる場合も多い。もし難しくとも部屋風呂があればそこは介助してなんとかクリアということもできる。だからなんだろう、最近はお泊りというと娘はやや引く場合もあるにはある。
とりあえずそういうことで無謀にも淡路島への二泊三日を決行した。もちろんお出かけ大好き人間と化してしまった妻は大歓迎である。今回は同じ関西に行くということもあり、彼女のリクエストは大阪城が見たいというもの。さらにはどこで聞きかじったのかしれないのだが、天王寺の新世界で串かつが食べたい、通天閣に登りたいというディープなリクエストも。
そのへんは聞き流しつつも、彼女のお出かけ欲求と私の家事からの解放の利害が一致して無謀なロングドライブの旅をしてきた。帰りは夜の6時過ぎまで大阪近辺にいてそれから車飛ばして戻ってきた。自宅に着いたのは日も改まった1時過ぎ。全然優雅でもない、ある意味命縮めるような旅だったけれど、とりあえず宿では美味いもの食べれたし、温泉も入れたし満足は満足だった。
ただし娘も小学5年生だし、この先あとなんどこういう家族旅行に付き合わせることができるか、これもまた微妙だとは思う。