ああ麗しの小樽丼


見よこの麗しきお姿を。
4時半、早朝に小樽港に着くのである。やや早めの朝食をとるとなると普通ならフェリーターミナルでということになる。本来は小樽で午前中いっぱいは観光するつもりでいたので、どこかすし屋にでも入って豪華な昼食をとでも思っていたのだが、天候のこともあり小樽はすぐに立つことになってしまう。それでは早朝にやっているうまい物屋はないかと、やっぱりネットをぐぐってみる。
小樽市の市場
http://www.art-world.jp/otaru/good-life/2007-08/20070811/nonnon.htm
市場の食堂でうに、いくらである。これはもう食べる前から勝負ありみたいな感じではないかということで、ぜひ行ってみようということになりました。それで小樽着いて早速ナビに住所入れてみました。フェリーターミナルからだいたい車で5分。小さな小さな市場に隣接した食堂が2軒。迷わずサイトで紹介されていたのんのんさんへ入って頼んだがの上記の小樽丼。たっぷりのいくらの上にほたてと雲丹。本来はほたてのひもっていうのがぐるぐる巻きになっているのだけど、たまたま品薄だったみたいで、かにをつけてくれました。
しかし美味かった。これで確か1500円でした。安い、感激です。市内のすし屋とかで同じもの食べたらたぶん2500円以上は軽くすると思いました。なんつうかね、食しながら目頭が熱くなるというか、ちょっとうるうるしてくるのよ、美味くて。泣きながら飯食ったのは長い人生でも初めての経験だな。
入ったのが5時少し過ぎた頃だったのだが、けっこう空いているなと思っていたら、あれよあれよという間に満席状態になった。店の外にも何組かのお客さんが待っている。さすが知る人は知るということなのだろう。後、フェリー客でも本当知っている人には定番の場所なんだなと思いました。
あんまり美味かったので、帰りのフェリーに乗る時も早朝にここに寄りました。車中泊は札幌と小樽間を通っている高速道路に唯一あるパーキング、金山PAにしました。やっぱりトイレのこととか考えたから。それで早朝、やっぱり5時近くにこの市場に行き食しました、同じ小樽丼を。今回はほたてのひも付きでした。やっぱり涙しながら食べました。美味かったです。個人的にはほたてのひもよりもかにのほうが良かったかな。