塾を探す

娘は長い夏休みに入った。鶴ヶ島の小学校は年間二学期制ということで、昨日も普通に4時間授業を受けて給食を食べて帰ってきたようだ。当然二学期制のため成績表もない。通知簿もないまま夏休みに突入するというのは、なんとなく違和感というか面食らうというか、親的にはちょっと慣れない雰囲気である。
それでも夏休みである。娘はふじみ野にいる頃はずっと学童に行っていたので、夏休みもほとんど学童で過ごしていた。その学童も風の里保育園が併設しているアフタースクールだったので、勉強も見てもらっていたし、よく遊ばせてもくれた。そのため夏休みにありがちなダレタ生活ということもなく、毎日規則的な生活を送ることができていた。
今回初めて夏休みの40日間を家で過ごすのである。しかも週に2回は妻がデイケアでいない。自宅で一人で過ごすのである。これが手のかからない、なんでも一人でできる子だったら心配ないのだが、さすが我が娘である。5年生になってもけっこう手がかかる。自主性とかは、まずないかな。
これまでも家から帰ったら、友だちとかと遊ぶ約束していたらそれを優先させてもいい。でも遊び終えたら、とにかくまず学校の宿題。次に進研ゼミをやること。ピアノを短時間でも練習すること。それが出来たら始めてテレビを観てもいいといってあるのだが、まずこの約束ができない。楽に流れ、勉強が後回しに後回しになる。ひどいときになると終わっているはずの宿題がなぜか寝る前、それも10時台、へたすりゃ11時台にやる始末である。さすが、さすが我が娘である。自慢じゃないけど、我が子ども時代を彷彿とさせる部分もある。まあ、私の場合はけっこう宿題パスしまくっていたりもしたけど。
自分でさえそうだったのに子どもに無理なこと押し付けてもという気もしないではないけど、勉強する習慣を身につけられるかどうかで、その後の学校生活ってけっこう違ってくるようにも思う。自分自身の経験でいえば、小学生の頃はほとんど勉強らしい勉強しなかった。それでも授業はだいたい理解できていたようにも思う。でも中学に上がる頃になるとどんどんと授業内容がわからなくなっていった。成績も得意分野とそれ以外では大きな差がついていった。高校受験のための受験勉強とかでも、例えば数学とかになると何を勉強していいかすらわからない状態だった。
案の定高校受験に失敗して程度の低い私立高校に通うことになった。ある意味勉強に目覚めたのはそれからである。進学率が5割程度の高校だったので、ほとんど一年の時から独習で受験勉強を始めた。英語や社会、国語に関しては三年間でけっこう普通レベルにまでいった。結局受からなかったけれど模試とかでは早慶レベルでも合格率8割くらいまではいった。それでもやっぱり数学とかは駄目だったな。
そういう経験からということでもないのだが、やっぱり小学生の時からきちんと勉強する習慣、なにがわかっていて、なにがわかっていないのかがわかるようになって欲しいと思うわけだ。
でも現状だとうちの娘、確実に夏休みはダレル。本人も夏休みは半分冗談ぽく思い切り夜更かしして、思い切り寝坊すると言ってさえいる。冬眠ではなく夏眠に入るとも言っている。楽しい娘だと思いつつも、どうにもこのままではあかんだろうと思う。
それでいよいよ、いよいよ塾生活というものをさせてみるかと思いたった。で、家から比較的近い塾を二軒訪問して夏期講習の説明を受ける。それぞれ60分授業と40授業とか、コマ数とか講習の時間帯とか微妙に違っている。どっちがいいかなどはわからない。まあ中学受験させるわけでもなし、ようは夏休みを規則的に生活させるため、それが第一目的なのである。なんとなくより自宅から近い塾にいかせようかと思い始めている今日この頃なわけだ。