娘の玩具を捨てる

ここんところ娘には部屋の整理をするようにずっと言っていた。実は近々にベッドを買おうと思っているのだが、そのスペースがないのである。それで特に玩具=ガラクタの類を整理しようかと思ったわけだ。
引越しの時にかなりの玩具=ガラクタ系を捨てたはずなのだが、けっこう持ってきたものあるのだ。私にしろ娘にしろけっこう思いいれのある玩具=ガラクタばかりなので、どうしても廃棄用のポリ袋に入れるのを手控えてしまうのだ。
作業としては、玩具=ガラクタ箱を一つづつ中にあるものを仕分けする。右には廃棄用のポリ袋。左は保存用の別のガラクタ箱。私が仕分け主係りで、傍らに娘を座らせて、これはいる、いらないと確認とりながら作業を進める。娘もけっこう執着していて、けっこう「あっ、それはいる。これもいる」みたいな感じなのだが、親的にはこれは捨てられまいと思うような玩具=ガラクタを、「それいらない」とそっけなかったりもするわけだ。
「てめ〜、これ買うときにはトイザラスでお願い、お願いを連発して、挙句には泣きながら大事にするとか言っていたではないか」みたいな親的感慨もあるにはあるのだが、まあ仕方がないな。これも成長ということなんだから。
それで5日の午後は娘の部屋で娘と二人またまた玩具=ガタクタの仕分け作業を行いました。今回娘はず〜っと愛情注いでいたはずのリカちゃん系の大多数捨ててかまわないと言い始めた。それで数えてみるとリカちゃんだけど3〜4体、リカちゃんパパにママ。妹だったかマキちゃんとかミキちゃんとか。さらにバービー人形が2対、ディズニー、アラジンのジャスミン人形だのあるわあるわ。途中からもう少しこれとっとこうと親が妥協する始末。娘はどうかわからんが、買ってやったのは全部私だから、なんか買った時のシチュエーションとかがぜんぶ蘇ってくるわけだ。これは川越のトイザラス、これは所沢のトイザラス、これは池袋サンシャインのトイザラスとか。
あとリカちゃんハウスとマンション、お店とか。みんな誕生日プレゼントだったと思う。仕事終わってから慌てて池袋のサンシャインに駆け足でよって買ったんだよな。それから気合で8時に間に合うように子ども保育園に迎えにいったことなんかを。
リカちゃん系以外では、ディズニーランド系のグッズの数々。一番多いのはエレクトリカル・パレード系の光物。これ多分幾たびに買っていたんだな。今でもけっこう律儀にスィッチ押すとチカチカしてくれたりもする。次に多いのがミッキーやらミニーやらのカチューシャ。これも毎回買っていたんだ。いつもお願い、お願い、お願いみたいな感じで、おまけに親も場所が場所だから浮かれていて、つい魔がさすというか買ってしまうんだよな。
これらのグッズも娘あんまり興味示さないで、捨てていいよとのたまう。親的にはさすがに忍びない感じで、これらのグッズ類やごくごく初期の0歳児の頃の玩具類とかをまとめて一つのダンボールに詰め込んでグルニエにほうりこんでしまった。内心これらは永久保存版だ、いつかそう二十歳頃になったらいかに苦労してこれらを買い与えたかをきちんと話してやろうと、まあそんな思いをこめてしまいこんでしまった。