娘の成長にとまどう

出来るだけ出来るだけ事務的に記録としてだけ書くつもりだけど。
ここんとこ娘が頻繁にパンツを代えているなとは日々洗濯していて思っていた。今日娘が風呂に入るので脱いだパンツを見てぎょっとした。乾いてはいるのだけどべっとり赤黒いものが。慌てて妻に見せる。
「これって例のものかな」
「たぶんそうだと思う」
風呂から出てきた娘に手短に聞くと数日前から出血があったのだという。それでパンツを頻繁に代えていたのだとか。あとは妻にまかせていろいろレクチャーしてもらい、私は退散する。障害者とはいえ母は母である。男親にとってはもっとも苦手とする部分だし有難いことだ。
しかしまだ4年生なのである。早すぎないかとも思うが、今どきの子なのである。栄養も十分与えてきたしそこそこに発育もいい。いつかくることなんだろうけど、ちょっとショックでもある。子どもだ子どもだと思っていても、もう女になっちまうわけなのだ。
男親からすると、こういうのは娘がだんだんと親離れしていくその第一段階なんだろうなと理性的には考える。これから思春期迎えてくると、例の「ジジイ、臭い」に始まり、洗濯物を一緒にするなとかそういう極端な断絶期にもなるのだろう。そしてボーイフレンド連れてきたりとか、まあそういう過程やら段階をふんでいく。そして、そしていつかはどうせ人のものになってしまうわけだ。
頭ではわかっちゃいるけど。なんかやるせないね。娘が女になるっていうことがどうにも納得できないというか、そういう当たり前の現実を受け入れがたいというか。なんかしばらく酒量が増えそうな予感がするな。胃が痛いというのに。
そんなことを思いつつも深夜にネットでサニタリーショーツなんかをびくびくしながら購入している私がいる。なんか150cmサイズのこんなもの男が買うのって、明らかに変態だと思われるんとちゃうなどと思いつつも、現実に必要なわけだから仕方あるまいと居直ってもいるわけだ。