ほぼ引越し片付け終了

31日から3日までは妻の実家にいっていたし、5日からは仕事だったりもあり引越しの後片付けもできないままでいた。最後まで残ったのが自室。まあ一般的にいえばご主人様の部屋なので書斎みたいないわれ方するのだろうか。大晦日に壁面に本をつめたことはつめたのだが、本棚の前にダンボールを山積みしたままの状態でずっと放置していたのだが、とにかく頑張ってダンボール開けました。もう収納場所もないので、開けてはゴミ袋にいれるみたいことの繰り返し。
最後まで残っていたのがオーディオ関係とCD、DVD。さすがにこれは捨てることはできないので、CD、DVDを収納するスペースつくりのため泣く泣くまた本を捨てるはめに。棚から度重なる廃棄のための選択から生き残ってきた歴戦の勇士たちのなかから、たぶんおそらく今後読まれることないだろうというのをむんずと抜き出していく。ルカーチ階級闘争だの歴史意識とかの文字が入ったやつとかリーチの構造人類学とかなんとか。さらには比較的最近買ったばかりのコミック類とかも。『絶望先生』とかもとりあえず廃棄。しかし齢五十を重ねてこんなの買ってるんじゃないよと、とりあえず自分につっこてんでみる。
整理とか分類とかをすべて捨象してとにかくCD、DVD類を棚にぶちこみ、オーディオの配線をやり、スピーカーを接続する。テレビとDVDデッキを接続する。とりあえずすべて繋ぎ合わせ完了したのは深夜12時を少し回った頃。CDをトレイにのせておそるおそる音出ししてみると、きちんと聴こえてきた。我がパイオニアFILLはけっこう良い音響かせてくれるではないかい。そうやってかたずいた部屋をぐるりとすると、この六畳間もけっこう広いではないかと思った。前の家の自室も六畳間だったが、やっぱりモノが多かったんだろう、あまり広いという感じをもてなかったのだが、とりあえず捨てまくった結果、今の部屋はなんとなくすっきりとしている感じがする。まあ、これが1年足らずでがらくた的混沌世界に変質していくんだろうけど。
なにはともより、引越しのダンボールがほぼ9割がたかたずいたことをとりあえず祝おう。