さらばストリーム


本日、新しいステップワゴンの納車となる。いよいよストリームとはお別れになる。記念にその雄姿を記録しておいた。
昨晩は、最後のお別れドライブということで、夜中に横浜までいってきた。アハハ、いい歳してなにやっているんだろう。仕事がけっこう早めに終わったので、珍しく7時前に帰宅した。妻がヘルパーさんに手伝ってもらって作ったという手作りトンカツを食べてから子どもを学童まで迎えにいく。もちろん妻も一緒。子どもはピアノのレッスンが7時半まであったので、家でけっこうのんびりできた。一度、子どものランドセルとかを一旦家に帰っておいてから夜のドライブに出発。
254を上って環八に入り南下、第三京浜に入って一度川崎で降りる。昔々、妻は溝口に長く住んでいた。懐かしいので言ってみたいというから。住んでいたアパートは当時からけっこう老朽化していたからよもやあるまいと思っていたのだが、予想に反して健在でした。妻はひどく懐かしがって「まだあるんだね」とつぶやいた。
再び第三京浜に戻り、保土ヶ谷PAで休憩。高速のPAには身障者用のトイレが必ずあるので、早め早めにいくように妻をうながす。それから下道へ出て、桜木町から関内を通り山下公園まで。なんだかんだで2時間半くらいかかったんだろう、時計を見ると10時くらいになっていた。マリンタワーのライトアップは10時ジャストに消灯される。
夜の山下公園は閑散としていた。それでもアベックがそこそこに歩いたり、ベンチに座ったりしている。さらにご近所なんだろうか、犬を連れた夜の散歩組がけっこう何人も通る。この近辺に住んでいて犬飼える家に住んでいる。元町裏手あたりから山手近辺に住んでいるのだろうか、やけに優雅だな〜などと思った。元町と中華街の中間あたりで生まれた自分からすると、世が世なら自分もああだったのかな〜、などとつまらない想像もした。
妻は日中に恒例のふじみ野駅まで散歩とかをしていたので、少し疲れているといいつつも、山下公園内をゆっくり杖をついて歩いた。車の中では退屈のせいか眠っていた娘も公園に着くとパワー全開で走り回った。娘を追いかけて私も走ったりもした。山下公園の海は昔と変わらずそこにあった。氷川丸はなにか見るたびに少しずつ小さく縮んでいくような気がする。こんなにちっぽけな船だったっけかなとそのたびに思う。
駐車場は1時間500円なので、公園には45分くらいいたのだろうか。帰りはまた第三京浜に乗り、それから目黒に出て首都高に入り戸田まで一気に走った。帰宅したのは2時少し前だった。ストリームは6万4千キロを走っているのだが、快調そのものだった。何か手放すのが少し早すぎたかなという思いもした。