妻の同僚がやってきた

妻の会社の同僚が二人我が家を訪れてくれた。二人ともかなりの仲良しで会社帰りに飲みにいったり、一緒に旅行したこともある間柄だ。週の初めに約束していたようで、妻はおお張り切りで朝からカレーを作ったり頑張っていた。忠実な助手として、野菜の皮剥きしたりと下ごしらえ中心にお手伝いをした。妻はジャガイモや人参を切ったり、ルーと割りいれたり一生懸命だった。
さすがにカレーだけではということで、サイドメニューにスパゲティサラダとエリンギとベーコンの炒め物とかを用意してあげた。昼頃に二人を駅まで迎えにいき、昼食と歓談。当然のごとくビールやらワインやらで三人でそこそこ盛り上がっていた。
最近の妻の世間というとどうしてもデイが中心だ。二十も三十も歳がうえの老人たちばかりで話も合わないし、あんまり面白くないのだろう。だから二人の訪問をものすごく楽しみにしていた。実際一緒に話していても、一番楽しそうにしているのが妻だった。相手のほうも入院中のまだまだけっこうひどい時の妻を見舞った時以来だったから、妻の回復ぶりにびっくりしていた。お世辞もあるのだろうが、「もうすぐにでも会社来れそうだよ」と妻を喜ばせてくれた。
四時過ぎに二人は帰っていた。それから家族で買い物にでかけ、毎週日曜、恒例の回転寿司屋に行き夕食をとった。妻にはいい日曜日になったのだと思う。でも私のほうがさすがにちょと疲れてしまったかな。そういえば、朝六時頃まで起きていてあまり寝ていないことを思い出した。