壊れゆくPC - トムジィの日常雑記

先月だったか購入5年経過した我が家のセカンドマシン腐れvaioがついに電源が入らなくなった。このマシンは本当に外れっぱなし。買って数日でワードとかやっているとすぐに落ちる症状が相次ぎ、すぐに取り替えてもらった。それからもいくらOSがMEだとはいえ、恐ろしく不安定な挙動相次ぎ、リカバリかけること数回。3年目くらいになるとスキャンディスクかけても途中で止まってしまうは、さらにはDVDドライブが駄目になる始末。購入したPCデポに持ち込むとすぐにメーカー修理となったのだが、ここからソニーにすばらしき迷走が始まる。
曰くシステムが落ちるのはマザーボードの初期不良だとかでこれについては無償交換（すばらしい）。ただし、ドライブについては有料交換で値段は8万！！おい、どの口がそういうことを言っているのかという感じだ。PCデポの担当者に店で売っているドライブでそんな値段のものがあるかと聞くと、「ありません」の一言。なんでもこのタイプのvaioにはサードパーティのドライブはつかないようになっているうんうんという。それでとりあえずマザーボードだけ代えてもらい、ドライブは外付けのものにしてなんとかやりくりしてきた。ちなみに外付けということはリカバリかけられないということ。
それから2年くらいは騙しだまし使ってきた。いわせてもらえばなんだが、昨年PCデポで内臓のDVDドライブ購入。もともとは別のPCにつけるつもりだったのだが、つまくいかず試しにこのVAIOにつけてみたら、うまく動いてくれる。ソニーとPCデポの説明はなんだったの、あの見積もり8万はなんだったのっていう感じよね。
それで今回はPCデポに持ち込むとすぐにメーカー修理ということになったわけ。それで電源ユニットの交換だけなら1万5千円くらい。もしマザーボードにいっていたら5万前後という話で、とりあえず見積もりだけということでメーカーに出してもらったところ、マザーボードの基盤不良で3万5千といわれた。それでもうけっこうということにしてしまった。
ちなみに腐れVAIOあきらめたその日に早速ヤフオクで日立の中古PCを1万8千でゲットした。以下の仕様でけっこうサクサク動いてくれるから、有償修理などしないで大正解というところ。

メーカー：　HITACHI(日立)
型番：　PC8DE3-HSJBP1C0Q
チップセット：インテル(R) 865G
CPU：　ハイパー・スレッディング対応 Pentium4 2.4GHz
メモリ：　512MB(高速DDRメモリ 512MB×1枚、空きスロット×1)
HDD：　40GB
光学ドライブ：　24倍速書込 CD-Rドライブ内蔵(NR-7900A)
FDD：　内蔵
VGA：　内蔵
LAN：　100BASE-T

まあ動けばいいのよ、基本セカンドマシンなんだからと思いつつも、日頃使っているPCデポ製のO'ZZIOよりもスペック上じゃないなどとも思っていた。すると先週そのO'ZZIOが作業中に頻繁に落ちるようになってしまった。さすがにやばいと思いつつやっぱりPCデポに持ち込むと店でのチェックでは当初メモリーに不具合があるといわれた。さらにメーカー修理に出してみないと詳しいことはわからずという。で、どのくらいかかるかと言うと、もしマザーボードの不具合だと5万程度かかるという。見積もりとってもし高額なら新しいもの買ったほうがみたいな話をすると、修理なしでも見積もりだけで1万とるというので、それならけっこうということにした。
で、仕方なくとにかくリカバリかけてみた。このマシンでリカバリは初めてのこと。とにかくまっさらにしてみると、現在のところとにかく動いているという状況。それにしてもこのマシンもすでに3年目くらいになる。PCの値段はどんどん下がっているとはいえ、ほとんど消耗品のごとくに故障、劣化も早くなっているようで気になるところでもある。でもね、ひとつの教訓ともいえることではあるけど、どうせ消耗品なんだとしたら、もう最新式高性能品など絶対に買わないということ。もうね、中古の程度のいいので十分っていう感じよ。2万前後だったら1年ちょっとでぶっ壊れても納得がいくもの。あの腐れvaioみたいに10数万したのに故障繰り返してみたいなことでは気分が悪すぎるもの。
それにしてもここのところの我が家のPCの不調。それに対して世間では新発売VISTAと続々投入されるVISTA搭載PCが大きく宣伝されている。偶然なんだけどある種の符牒みたいなものを感じるな。VISTA登場にあわせて壊れ始めるXP、2000、MEなどの旧OSマシン。これはマイクロソフトの陰謀かみたいな感じ。まあ考えすぎなんだろうけど。
でもね、当分VISTAマシンなんて買う気にはならないな。会社のPCは2000だし、今こうやってXPマシン使っていても別に不満らしい不満も実はなかったりもするわけだ。まあ、ネットが見れて、CDやDVDが取り込めてとかできればそれでいいわけだ。もちろん速ければそれに越したことはないのではあるけど。
とはいえもう10数万〜20数万も金だしてPC買うということはもうなさそうな気がするな。かってPC98時代にはそれこそ周辺機器まで揃えると軽自動車買えるくらいの金つぎ込んでいたんだけれど。そんな情熱はありゃせんということ。でもPCが2台まとめて壊れるというのは正直勘弁してもらいたい。