訪問介護契約

ケアマネの斡旋で上福岡の介護サービス業者が連絡をしてきていたので、この日に会う約束をしていた。訪問介護、ヘルパーさんとの契約ということになるわけだ。やってきたのは40〜50代の女性でこちらのリクエストに応じた形でてきぱきとサービスを決めていってくれた。
前日から妻を家に連れてきていたので妻も同席した。妻の状態を確認できたのは先方にとってもよかったのだろう。サービスの内容は身体介護ではなく、生活援助中心で午前、午後に1時間半程度ということになった。あとで訪問介護契約書を交わして重要事項説明書等も読んだがヘルパーによるサービス内容は以下のようなものになるようだ。

●サービス内容
(1)身体介護(ご利用者様が可能な限りご自分で行って頂く様にお声掛けや、見守り党、その他身体に関わるサービス)
・食事介助・入浴介助・排泄介助・清拭・体位交換・着替え・離床・洗髪・通院・散歩・通所等送りだし、迎え・移乗・その他
(2)生活援助
・買い物・調理・掃除・洗濯・補修(ボタン付け・ほつれの補修)・整理整頓その他
●利用料金
      30分未満   30分〜1時間  1時間〜1時間30分
身体介護       2351円             4092円     5945円
生活援助          2117円             2962円

イメージとしてはお昼近くに一度昼食を作りにきてもらい、夕方に夕食を作りにきてもらうということになるのだろう。夕食は少し大目に作ってもらえれば、私か娘が食べれる分くらいなんとかなるかもしれない。原則としてサービスの提供は介護される本人だけだけれど、一度に作る量としては一食分作るのも二食分をさして変わらないだろうから大丈夫とのこと。
こうなってくると娘を学童に入れておかなくてもなんとかなりそうな気もしてくる。とはいえ曲がりなりにも規則正しい生活ができるのも今の学童に入れているからという部分もあるし、娘も友だちが多いことや、保育士の先生たちを慕っている部分もあり、当分やめたくないともいっている。ここのところは少し様子見ということになるんだろうな。
介護サービスの担当者が来てからしばらくしてケアマネもやってきた。しばらく同席してから介護サービスの方は先に帰っていった。ケアマネとはあまり進んでいなかったサービスプランについて話をした。また退院してすぐに必要になる車椅子と介護ベッドについても至急手配してくれるように頼んだ。
なんとなくイメージとしては退院後は自宅で療養して訪問介護(ヘルパー)を受けるという生活から始めることになりそうだ。それから徐々にディサービスや通院リハビリみたいなものを組み込んでいくことになるのだろう。
4時半過ぎにケアマネは帰っていったのだが、それから三十分くらいして小雨の中車椅子を押してやってきた。退院時に車椅子の用意がないとちょっとしんどいかなという話をしていたら、自分のところに使えるものがあるかどうか当たってみますとは言っていたのだがきわめて迅速な対応をしてくれた。おまけに雨の中。このケアマネさん、見た目は10代でもとおりそうな若い女の子だ。おそらく20代前半から、いっても25〜26という感じ。でも一生懸命仕事をしてくれている印象だ。 経験値は低いかもしれないけど、真面目で一生懸命やってくれているので有難い。
なんとか退院までに必要な準備、妻を自宅で受け入れる最低限の環境が形になりはじめた感がある。