娘の新学期

娘は今日から学校だ。三年生になる。朝はなんとか7時に起床。前夜タイマーセットしておいたので飯も炊けていたので、ふりかけといくらの朝飯を食べさせる。娘は自覚もでてきたのかてきぱきと自分の支度もしてくれる。7時55分に「いってきます」と元気に出て行った。またいつもの日常がはじまるわけだな。
夜8時に学童に迎えに行き学校の様子を聞く。今度は4組になったとか。担任の先生は女性。生徒には22歳の言って笑いをとっていたというが、プリントの自己紹介ではすでに子どもも巣立っているという。けっこう年配のようだ。例年のことだが、担任に手紙を書く。1年の時も2年の時もそうだったが、うちが共稼ぎで子どもを風の里に預けていること、下校の際に配慮してもらいたいことなど。今回はそれに妻が闘病中であることも付け加えた。早めにうちの状況を伝えておいたほうが良いだろうという判断でもある。
そんなこんなで就寝は前夜に続き3時頃。こういうことをやっていると、おっつけ体にくるからなとも思う。手紙の中で娘が週に3回、学校、学童の後に病院通いをしていること、土日も病院に詰めていることも書いた。そんな状況でも明るさを忘れない娘が救いでもあり、誇りでもあることを記した。正直、子どもにとってもかなりシビアな状況だ。それでも娘が少なくとも親の前では微塵も暗さを感じさせない。2年の時の担任も、こちらが思っているほど落ち込んだり、暗くなったりしているということはなく明るくやっていますと言っていた。娘も子どもなりに今の我が家の状況に対してはいろいろ思うこともあるだろう。それでも比較的普通にしているようにも思うのだが。最も子どもの世界もまた複雑だから、親には見せない側面もたくさんあるだろうとも思う。
新しいクラスでは、同じ学童に通う娘が一番仲の良いともだちと同じクラスになったようで、娘も喜んでいた。なにはともあれ新学期になったわけだ。