午後、国リハへ。ここは庭内、道路沿いに桜が何本も植えてあり満開状態だ。米軍の広大な通信施設沿いも道を走り右折すると、右手が国リハ、左手が防衛大学病院の敷地なのだが、どちらも道沿いに桜を植えているので、桜通りという趣だ。
心理の訓練でグループで春をテーマにした川柳制作があったという。どんなものを作ったのと聞くと、
春なのに 入院生活 もういやだ
なんだよ、これ。まるで小学一年生の川柳もどきだ。これも障害の影響かというと、あにはからんや妻にはもとも詩作とか美的なものへ関心などこれっぽっちもないタイプ。たぶん嫌々作らさせられたので、五ヶ月にもわたる入院生活へのうんざり感をそのまま吐露しただけのことなんだろう。それにしてもこの川柳もどきは酷すぎる。
それじゃ自分だったらどう作るって。う〜ん。
桜さきても 春はなのみぞ 君の片麻痺に
人のこと何も言えないな。私にも詩才など、これっぽっちもなかった。
妻のリクエストで桜満開の下、陸上トラックを車椅子を押して散歩した。その後、30分程度4点杖による歩行自主トレを行う。