http://www.asahi.com/obituaries/update/0401/002.html
前夜も娘と一緒に早めに寝てしまったので、6時過ぎに起床。朝刊をつらつら眺めていたら、川崎のマンション男児殺害事件の記事が満載だったのだが、社会面の下部の訃報欄にこの記事を見つけた。正直言うと、まだ存命だったんだぐらいの感もある。73歳、黄金の’50年代に活躍したジャズメンにしては以外と若かったんだなぐらいの印象もある。
つい先日、マル・ウォルドロンの「LEFT ALONE」で彼のアルトに少しだけ触れたばかりなのにとも思う。チャーリー・パーカーのフォロワーの一人。あんまり聞き込んだ印象はないのだが、どことなく泥臭い音というイメージが常にあった。どちらかというと優秀なサイドメンみたいな感想も。「クール・ストラッティン」のフロントもそうだったし、あの有名な出だしも彼だったんだよな。なにか、ジャズ喫茶で流れてきた音に反応して、このアルトだれだっけみたいにしてジャケ確認しにいくと、マクリーンだったのかみたいなことが何回もあったように思った。
最近もよく車で聴いているジャック・ウィルソンの「EASTERLY WINDS」のアルトもこの人でした。気がつけばよく聴いているのに、なにかずっと聴き流してきたみたいな、そんな存在の人だったな。冥福を祈ります。