手術の日時

 病室に戻ってから担当の看護師を少しだけ話した。看護師は手術の日が17日の金曜らしいですねと聞いてきた。こちらは逆にそうなんですかと問うと、先方の病院からの情報提供書にそう書いてあったみたいですよとのこと。オイオイって感じだな。医療センターでの医師との面談では、理想的には13日入院、17日手術になればとは言われたけれど、入院予定はあくまで13日の週で日時は未定。入院受付窓口では前日にならないと入院日はわからないと言われているというのに。情報提供書にはそんな具体的なことが書いてあるっていうのはな〜。
 だいたい診療情報提供書、一般的には紹介状っていうやつだけど、どういう内容が書かれているのかはわからない。たいてい医師がその場で封をしてしまうからだ。でも診療情報であれば患者や患者の家族は具体的にどういうことが書かれているのか知っていてもおかしくないはずなんだと思うのだが、どうなんだろう。
 医療においての情報公開っていうのはなんか夢の夢っていう感じだな。まあ一般的な話になってしまうが、医師にしろ、看護師にしろ、病状や患者の様子についてはほんと最低限のことしきゃ教えてくれない。で、こっちが食い下がるとけっこう露骨に嫌がったりするし、例えば看護師に聞いても医師に聞いてくださいといわれる。医師は医師でなかなか時間をとってくれなかったり。まあ患者やその家族の側も医療を受けるという意味でけっこう弱い立場にあるから遠慮もあるんだよな。
 でもね、もっと情報の提供が欲しいところ。インフォームド・コンセントがさかんにいわれてはいるけど、全然現場的には普及していないと思う。さらにいえばお医者さんは専門家然として患者や家族は素人なんだから黙って治療を受けなさいみたいな対応をする場合がまだまだ多々あるとも思う。プロが情報を独占して小出しするみたいな感がするわけだ。情報独占っていうのは相手に対して優位に立つための一番簡単な方法なわけだしね。
 なんかここんとこ愚痴っぽい、あるいは僻みっぽくなってきてしょうがないな。愚痴日記、僻み雑記みたいで、ちょっと嫌。