どうでもいいことだが浅田真央ちゃんは山口いずみに似ているという件

 ほとんど関心のないことだったんだがフィギュアスケート浅田真央ちゃんが優勝した。ショートプログラムの演技を見たけどこの娘ってやっぱり天才だな。ジャンプ力がそれほどあるわけじゃないのにトリプルを簡単にこなせちゃう。銀板上ではえるスター性もある。そこそこ容姿も綺麗だし、雰囲気も上々だ。
 どうでもいいことなんだが、この娘見ていておよそ30年前のアイドル、山口いずみを思い出した。そこそこ似ていると思うのだがどうだろう。けっこう好きだっただけど。グラビアアイドル系で歌も「緑の季節」とかあったかな。十代なのに妙な色気があった。1954年生だから、まだまだ自分にとっても年上のアイドルだったんだよね。
 しかし幼少からの英才教育の結果なんだろうが、アスリートの若年化って目立つよね。経験とか身体能力とかの影響がない競技だったら柔軟性とか技術の飲み込みとかでいえば、明らかに子どものほうが上なのかもしれないなとも思う。だから真央ちゃんみたいな天才はこれからもどんどん出現してくるんだろうね。
 フィギュア・スケートといえば、大昔のことだけど札幌オリンピックの時のジャネット・リンを思い出すな。普段は普通の可愛い系キャラなのに、銀板上ではそれこそ本当に妖精みたいだった。彼女にはまってオリンピックの記録映画を7回も観にいったことや、特集雑誌や新聞の切り抜きをスクラップしたのを覚えている。今思うと彼女が私の初代アイドルだったのかもしれんな。あんなにはまったのはいまだかってないと思う。実はその切抜きだの雑誌の特集号だの、写真集だのをまだ持っている。これってお値打ちものなのかな。

 未だに彼女を越えるスケーターっていないな、私の中でいえば。もっと厳密に言っちゃうと札幌オリンピックでのフリーの演技(例のしりもちついちゃったやつ)を越える演技ってあり得ないって感じだ。
 しかしフィギュアってつくづくスポーツじゃないとは思ったよね。あの芸術点ってなにっていう感じだな。およそ審判の主観だけで構成されているんだから。この競技はとにかく容姿がすべてみたいなところがあるから、そこのとこで十人並みだともうそこでお終いみたいな感じ。だから中野友加里ちゃん(けっこう可愛いとは思うけど)は可哀想そうだけど真央ちゃんや美姫ちゃんの後塵を拝することになっちゃうわけだね。早い話がさあ、6回転ジャンプ連発しても光浦靖子似のスケーターだと優勝できないっていうことなんでしょう。