2005.11.18(金)職場への復帰

 会社に出社する。3日休んだことになる。これからも妻の病状によっては、また様々な事務手続きで仕事を休むことになる。だからこそ行けるときは仕事にいかなければ。そしてとにかくこれから長く続くことになる妻の闘病と看護という現実を受け入れて、それを組み込んだ生活を立て直していかなければということだ。仕事、看護、子育て、家事を含めた生活、これらをなんとかして両立させていかなければならない。
 仕事は自分がいない間もうまく回っている。10月から現場に出ているのだが、現場自体はそれぞれ部下の職制達が完璧に掌握して仕事を回しているのだから、ある意味は自分がいなくてもなんら問題がない。でも、こういうのって何か寂しい。
 会社を5:15分の定時で退社し、その足で直ぐに学童に娘を迎えに行く。それから病院へ。
 病院に着いたのは7:40。ウィークディの見舞い時間は7:00までなのでちょっと心苦しいが
看護師に当分こういう状態が続くことを説明。
 妻はこれまでずっと浴衣だったのだが、この日からパジャマ姿。大分回復してきている。水差しで麦茶を飲み、さらには冷たい水が飲みたいというので、冷水機から水差しに水を入れて飲ますと気持ちよさそうに飲む。そろそろ病人特有のわがままも出はじめていて、やれ本が読みたい、毎回観ているNHKの連ドラを土曜日の午前中にBSでまとめて放送しているのをビデオに撮ってもってきてくれとか、リクエストが増えてくる。
 8時半頃に病院を出て帰宅する。