雪が降っています。

 埼玉県、ふじみ野地方では10:00pm頃から雪が降っています。今現在はやんでいるみたいだけど、我が家の「猫の額」以下の「鼠の額」の庭の芝生にもほんのり雪が積もっています。
 思えばこの芝作りも大変だったよな〜。なんたってこの「鼠の額」の一日の日照時間は1〜2時間。しかも半分は2Fのベランダの影になってほとんどお日様が当たることがない。そんなじめじめした「鼠の額」に芝生をはやそうという無謀なプロジェクトにすでに1年以上取り組んでいるんだからね。ネットでいろいろ調べて、イギリスで開発された日陰でも育つ西洋芝の種「シェイディロウン」(直訳:日陰芝)を見つけ、これだと思い即購入。その後すでに4回も同じものを買い、何度も種まいてようやっと緑の「鼠の額」となったわけでありまして。
 まあ、そのへんの苦労話はいずれということで。
 しかし雪が降ると、音を吸収するということでほんと静かだね。
 かれこれ数時間前から頭の中で一遍の詩の断片がリピートしているんだが。
「たろうのうえに ゆきつもらせ」みたいなフレーズなんだが、誰だったけな、確か中也だと思うんだが。
 しかし齢を重ねるごとに思うのだが、今の中年オヤジと化した自分には、十代の頃心動かされた詩を味わうことができるのだろうか、いやそれ以上に詩歌を受容する感性が欠乏することなくあるかどうかはなはな疑問なところもあるのだ。というわけでかれこれ2時間くらい前から本棚の中にあるはずの、朔太郎や中也。ヴェルレーヌ、ランヴォーとかの詩集を探しているのだが。