『ハリポタ』

 昨日の朝日の文化欄だったか、『ハリーポッター』5作目の売れ行きの失速と書店での影響についての記事があった。なんでも上下巻各290万部すって、版元的には完売。で、実売は230万部と推定されるので(この数字はそれはそれで凄すぎる)、
60万部が書店店頭にあるとされている。ジュンク堂あたりでもまだ三千部くらいの在庫を抱えているとか。これってかなり書店の経営を圧迫しかねないな〜、特に中小の書店は。かといって今回のハリポタで潰れる書店とかっていうのは、さすがにないとは思うけど。
 しかし、草思社の社長がいうように、書店の仕入れの力をそぐことになるので、版元は今からでも遅くないから市中在庫分の返品を受け入れたらっていうのは、さすがに酷かなとも思う。いくら230万部売ったとはいえ60万部がすべて返品になったとしたら、版元もさすがにきついよ。いったいどこに在庫すればいいわけって感じだとは思う。
 それにしても我が○○○は売れもしないのにしのいでいけるんでしょうか。