2005-01-01から1年間の記事一覧

主治医からの説明

夜、7時半過ぎに病院に着く。主治医のO先生にアポをとっていたので、すぐにご説明をいただく。脳梗塞の直接の発症原因は、内頚動脈が血栓により一時詰まったことによる。その後血流が開通し脳内に一気に血が流れ出したため脳内出血が生じた。 内頚動脈という…

12月8日は

今日はそういえばジョンの死んだ日なんだな。会社でパートさんとちょっとそんな話になって、死んでからどのくらい立つのかと聞かれ、たぶん20年くらいみたいに応えたのだが、考えてみればもう25年になるんだな。 あの日、私は新卒で飯田橋にある本屋に勤めて…

搬送業者

急遽来週月曜日に妻の転院が決まったので、今度は搬送のことを考えなくてはならない。所沢の身体障害者リハビリセンターからの電話で入院日時の連絡をもらった時に、すぐに搬送についてと口にすると、それは今入院されている病院でご相談してくださいとの、…

介護保険・療養給付

医師との面談もあり仕事を休む。 午前中、妻が入っている保険会社に電話をして療養給付のことを聞く。1日5000円で、最大120日支給があるとのこと。専用の診断書と請求書を送付するといわれたのだ、今日、医師と会うことになっているので、病院に一番近い保険…

転院先

国際医療センターの主治医より午前中、電話がある。この病院は主治医は各科の責任者がなり、その下に担当医が各患者をみるということになっている。手術前の脳神経内科では主治医の先生からの説明を受けたことがあり面識があるが、脳外科のこの先生とは初め…

高次脳機能障害

妻は発症以来、言葉、記憶等については健常時とさして変わらない印象だ。発症してすぐは、自分がどこにいるのかわからない状態だったが、すぐに病院にいることや左半身のマヒなど自分の状況は把握している。医師のこれまでの話を総合しても、大きな脳梗塞巣…

脳梗塞について

アマゾンで脳梗塞関係の本を2冊購入。 『栗本慎一郎の脳梗塞になったらあなたはどうする』(たちばな出版) 『脳梗塞 最新医療&リハビリガイド』(双葉社) まだ読み始めだからなんともいえない。でも妻がこうなった以上、ある程度の理論武装は必要だと思っ…

子どもを守るのも自己責任か

昼過ぎに娘と二人で電車に乗って病院へ。妻を車椅子に乗せて2時間近く病院の内外を散歩。妻は外泊がOKだから連れて帰ってを連発。最後には担当医を呼んで「回復状態が飛躍的に進んでいるが、外泊はもっと良くなってリハビリとかが進んでから。おうちの受け入…

保護帽

仕事通常通り。退社後娘を迎えに行き、その足で病院に向かう。 妻は予定通り脳外科病棟のある7Fに移っていた。着いてすぐそこの看護師から保護帽について説明を受ける。右側頭部の頭蓋骨を15センチ弱四方切除してあるため、頭部を保護する帽子を専用業者で…

早くも12月。寝坊する。

あっという間に師走だ。今日は通常どおり会社へ。病院行きはパスした。けっこういっぱいいっぱいという感じだ。 今日の朝は大寝坊をこいた。いつも娘を8時に送り出し、自分も同時に出勤する。だからまあたいてい7時には起きて、娘の朝食だのなんだのと始める…

転院先探し

昨日、国際医療センターで渡された妻のレントゲン写真(CT、MRI)と紹介状を持って所沢の国立身体障害者リハビリセンターに朝一でいってきた。会社には午前休と連絡。このリハビリセンターには電話で問い合わせたところ、一度外来を受けて相談してくれとのこ…

妻の会社を訪問

労基署の後、妻の会社を訪問する。長期の休業になるため診断書の提出が必要だったこともあり挨拶も兼ねて立ち寄る。直属の上司と人事総務担当の職制が対応してくれた。二人とも妻が倒れた時に病院に付き添ってくれた方々。親身になって対応してくれているし…

労基署にいく

妻の突然の脳梗塞の原因はなんだろう、ずっとこのことが頭から離れない。今入院している国際医療センターでも、当初から脳梗塞と若干のクモ膜下出血が併症している原因は不明とだけ説明されている。以前から例えば高血圧があったとか、動脈硬化があったとい…

転院先がなかなか見つからない

今日は見舞いをパスする。いつもどおりに娘は学校へ、私は仕事へ。 仕事の合間に国際医療センターで紹介された川越のリハビリ系病院に電話をして転院可能かどうか聞くと妻の年齢を聞かれ、 「うちに今入院されている患者さんは、皆さん70代の方ばかりなんで…

看病日記が続く

朝8時にセットされた目覚ましで起きる。かたわらに寝ていた娘を起こしスイミングに行くようにうながす。9時からのクラスなので8:30過ぎに出れば間に合う。先週は9時までアニメみていたから、くれづれもそういうことがないように言いながら、「パパはもう少し…

医師から説明を受ける

今日は2:00頃に病院へいく。娘と二人で久々電車をつかっていった。 担当医師は脳血管検査のためカテーテルを行う必要があり、承諾が必要とのことでこちらを待っていた。そこで術後の経過や今後のことなどについて説明を受けた。 術後の経過は予想以上によい…

二時間かけて妻への見舞い

今日は定時で会社をあがりそのまま車で病院へ向かった。娘は学童で一番仲の良い友だちのお母さんにお迎えとその後の面倒を頼んだ。娘にとっては友だちと過ごせるのでハッピーなはずだ。会社終わってから娘を連れて都内の病院までいくと帰ってくるのは10時過…

八つ当たり的に娘に当たる。反省!!

うちの娘は小学二年生だ。可愛い盛りでもあるし、年いってからできた子どもだから当然のごとく猫可愛がりしてきた。で、その結果当たり前といえば当たり前のごとく大甘ちゃんの甘えん坊娘に仕上がっている。母親の入院ではそれなりにショックを受けているの…

病についてのもろもろ

昨日は会社で会議もあり病院へは行かなかった。妻の入院から10日目にして病院につめなかったのは2日目。正直かなり心的にも肉体的にもいっぱいいっぱいのところにきている実感がある。とはいえここで自分がたおれたら完璧に我が家は崩壊する。いい加減煙草を…

2005.11.23日(水)勤労感謝の日〜妻を車椅子に乗せる

2時過ぎに病院へ。前日ケーキが食べたいと弟に言っていたというのでショート・ケーキを買って行く。妻は喜んで食べた。これもまた回復の証だよな。夕食前に車椅子に妻を乗せて、病院の入り口のところから外の景色を見せたり、地下の売店に連れていったりする…

2005.11.22(火)はじめて見舞いをやめる

翌日が休日で、どうせ病院に張り付くのだからとも思い、また毎週火曜は定例の会議もあることなどから、この日は妻の入院以来始めて見舞いを見合わせた。妻は寂しい気持ちになるだろう。でも、これからの長い闘病生活の中では、それが普通になってくるという…

2005.11.21(月)いつもどおりの生活へ

妻が倒れる前の日常どおりの生活に戻そうとやっきになっている。朝は娘の学校にいく支度〜給食セットの用意とか朝食を作ったりとかをして学校へ送り出す。仕事に向かう。 5:15分定時で退社。娘を迎えに行き一旦帰宅。この日は大町の弟が仕事を休んで病院へ車…

2005.11.20(日) ベッドの惨憺たる有様

朝9時から娘のスイミング・スクール。娘を8時に起こし、自分は二度寝したのだが、9時からのレッスンなのに娘、9時ジャストまでアニメを観ていたらしい。あわてて車を出しプールまで連れていく。その後スーパーで買い物をしたりしてから子どもを向かえにいく…

2005.11.19(土) 妻食事を取る

午前中に替えのパジャマを2着買って1時過ぎに病院へ。 妻は昼食から流動食を取るようになった。夕飯はおかゆと野菜を細かくして煮たものや魚など流動食が出て。左手だけで食べるので、こぼしこぼしながら完食する。口の左半分にも若干のマヒがあるので口の中…

2005.11.18(金)職場への復帰

会社に出社する。3日休んだことになる。これからも妻の病状によっては、また様々な事務手続きで仕事を休むことになる。だからこそ行けるときは仕事にいかなければ。そしてとにかくこれから長く続くことになる妻の闘病と看護という現実を受け入れて、それを組…

2005.11.17(木)娘を日常生活に戻す

娘は学校に行かす。2日休ませている。そろそろ彼女の生活を少しでも平常に戻さなければ。 11時頃病院へ着く。術後の経過は順調で、とりあえず最悪の状態は乗り切ったようだ。集中治療室で妻とは会話もできた。少々ピンボケの状態ではあるがある程度普通の会…

2005.11.16(水)妻の容態急変〜手術へ

朝6時に病院から連絡が入った。脳の腫れがひどく救命のためにすぐ減圧開頭術を行う。電話で手術の承諾が欲しいという。手術、輸血、すべて承諾し、娘を連れて病院に向かう。 手術は8:40分から開始され12時頃に終了した。 執刀医からの説明は以下のようなも…

2005.11.15(火) 徹夜明け

一睡もせず病室とロビーをいったりきたりして夜を明かした。 妻の実家の長野に連絡をとったが未明のこと70過ぎの両親は寝入っていたのだろう連絡はとれず。大町に住む妻の弟にはなんとか連絡がつき事態を説明した。また都内に住む末の弟にもなんとか連絡を取…

妻がたおれる

昨晩、妻が倒れた。残業の後、新人の歓迎会に途中から出席していて、その席でくずれるようにして倒れたという。会社の同僚からの電話があったのは10時過ぎのことだ。救急車を呼んだ。病院が決まり次第また連絡するという。最初は疲れと酔いで意識を失ったの…

ふじみ野市長選〜島田氏が当選

ふじみ野市長選は、旧大井町町長の島田行雄氏が当選した。 http://www.saitama-np.co.jp/news11/14/01p.htm http://www.city.fujimino.saitama.jp/life/election/kekka.html ある意味では市民はよりベターな選択をしたということだろう。旧大井町民としてい…