2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『奇跡の人』

自宅のTVでの映画鑑賞となると、けっこうリラックスした状態で観ていることが出来るため、ある意味だれる。それこそトイレにいきたきゃ一時停止、酒が飲みたくなれば一時停止、子どもがじゃましにくればやっぱり一時停止みたいなことにあいなる。眠くなれば…

『我が家の楽園』

フランク・キャプラの代表作だ。現代のYou can't take it with youは、金儲けに精を出してもあの世にはもってけないよ、くらいの意味だろうか。個人的にはずっとキャプラの最高傑作、一番好きな作品だったが、今回観なおしてみると、そこそこアラもあるなと…

DVD3本立

古い映画をDVDで観かえしている。今日はなんと3本立てだ。でもけっこう疲れたなあ。若い頃には3本立てなんてざらに観ていたのに。そういや最高は1日5本だったかな。朝一で映画館入って最終まで観て帰る。あの情熱はなんだったんだろうね。

『震度0』を読む

今や警察小説の第一人者となった横山秀夫の最新作。この手のミステリーでは珍しく朝日の書評でもとりあげられていたっけ。 阪神大震災のさなか700キロ離れたN県県警本部の警務課長の失踪を巡って巻き起こる県警幹部の対立。複数の登場人物(県警幹部)の一…

『戦後史』中村正則著(岩波新書)

所謂現代史を通読する機会にも、またそういう本にもでっくわしていなかったせいか、けっこう面白く読めました。ここんとこの構造的な不況・不景気、破綻寸前の国家財政、右傾化、保守化する人々の意識と政治状況、その他もろもろのことの契機が、私的にはな…

訃報がいっぱい

ロバート・ワイズ死去、91歳。 映画人としては長生き。巨匠といわれるけど結局のところ、この人は「ウェスト・サイド・ストーリー」と「サウンド・オブ・ニュージック」の二本だけのような気もするな。両方とも大好きな映画ではあるが、ミュージカルにドラマ…

沖縄に行ってきた

三連休は沖縄に行ってきました。土曜日の午後出発、月曜の昼に帰路という実質二泊一日の格安旅行だったけど、それなりに面白かった。 土曜は首里城で中秋の宴というイベントをやっていて琉球舞踊を観た。特に正殿前で演目組踊「花売の縁」は、能と狂言の中間…

小泉政権批判Web

ここんとこ時々拝見しているWebがこれ。基本は郵政民営化反対なんだが、うまくまとまっているから勉強になる。連載Blog「偽計に満ちた小泉構造改革と郵政民営化」は、かなりの長文だけどけっこうためになるね。 http://www.geocities.jp/dokodemodoa_jp/

総選挙へのコメント

昨日の朝日夕刊に「『自民党圧勝』私はこう見る」という著名人たちの今回の選挙結果についての見解がのっていた。その中で、ふむふむ、なるほどと思ったものを二つ。 「ぶっ壊す」発言経済弱者が期待 東大助教授・本田由紀(教育社会学) 自民党の一人勝ちに…

選挙終わる

http://www.asahi.com/politics/update/0911/009.html 予想通りというか、それにしてもというべきか自民党の大勝利となった模様だ。選挙好きの自分もさすがに今回はある程度の予測がついていたので選挙番組一切見ることなく、近所のスーパー銭湯に行っていま…

『チャイナ・シンドローム』

1979年製作、原発の危険性をテーマにした社会派ドラマだ。とはいえ反原発とかっていうと、けっこうイデオロギー色が強かったりするんだけど、この映画はテンポの良いサスペンス映画に仕上がっている。このへんがハリウッド映画の奥深いところだ。公開当時に…

ニューヨーク今昔

『恋人たちの予感』〜When Harry met Sallyを観る。ニューヨークを舞台にしたラブコメのヒット作。メグ・ライアンがブレイクしたのもこの映画からだったかな。小粋な佳作だが長く愛されている映画だ。何度も見返しているのだが、毎回新しい発見とか再認識さ…

古き映画の日々

なんだかんだといいながら、古き映画ばかり観ている。つらいつらい日常生活からの、あるいは改革、改革と連呼されつつ、なにも変わりそうもない政治とか社会とかの閉塞状況とかからの、一種の逃避行動なのかもしれない。さりとて新しいものを追いかけ需要す…

「スターウォーズ エピソードⅢ」

これまた遅まきながらやっと観てきた。小学2年生の娘はやれ「マダガスカル」だ「奥様は魔女」だというのをなだめごまかし観ました。途中やっぱり話についてこれず(字幕だからしょうもないか)、飽きて話しかけられること数十回、それでもなんとか観ました。…

カトリーナ

アメリカ南部を襲った巨大ハリケーン「カトリーナ」の被害報道が伝わるにつれて、災害規模の甚大さはなんか深刻なものになりつつあるみたいだ。 とくにニューオリンズはほとんど水没しちゃっているようだし、報道では水が引くのに数ヶ月を要するとか。 死者…

小泉政権の功罪

いったいぜんたい小泉政権はこの4年間なにをしてきた。「聖域なき構造改革」だのなんだのとスローガンはあまたあるけど、実際の成果として現われた改革ってなんだったんだろう。この4年間で景気は、失業率は、あるいは外交は、どう変わった。マスコミからし…

総選挙雑感

郵政民営化法案の参院での否決を受けての衆院解散、そして9月11日に総選挙がある。 小泉自民党が争点を郵政民営化に絞っていることやこの法案に反対した自民党候補者の選挙区に落下傘候補者を投下した所謂刺客戦術などがマスコミに大きくとりあげられたりし…